想いに応え、答えをつくる工房の歩み
1999年に先代・藤井進一氏が岡山市中区桑野で木工会社から独立し、家具や造作什器の制作を始めたことに起点を持ちます。
2021年には息子・藤井啓太氏が代表となり、自社工房の体制を刷新。
住宅用オーダー家具から店舗・施設用の造作家具まで幅広く手がけながら、“想いに応えて形にする”というコンセプトを掲げ、地域に根差したものづくりを実践してきました。
今日、工房は岡山県南部の田園風景に囲まれ、人と木材とが直に向き合える場として稼働しています。
住宅も店舗も、オーダーで応える
主に二つのサービス軸があります。
住宅・個人向けには、テーブル・椅子・収納家具・TVボード・キッチンカウンターなど、住まいの様々なニーズに応じた設計・製作を行い、また店舗・施設向けには什器・壁面収納・カウンター・看板彫刻などの造作を手がけています。
自社ショールームを併設しており、実際に作品を見て触れて相談が可能。
さらにネットショップでスツール・ボード・雑貨などを販売しており、オーダーだけでなく既製ラインも展開しています。
素材も構造も、幅広く“木でつくる”強み
大きな特徴は、「小さな物から大きな物まで」幅広く木製品を手がける点です。
椅子・スツール・テーブル・キャビネットから店舗のカウンター・看板・壁面収納まで、ギャラリーでは多ジャンルの事例が公開されています。
また、「修理・改造」カテゴリもあり、既存家具を生かして仕様変更・リメイクを行う対応力も備えています。
これにより、住まいの変化・ライフステージの変化にも柔軟に対応できる“木で整える”工房としてのポジションを確立しています。
自然素材と手仕事で、暮らしを支える家具を
この工房が特に大切にしているのは、以下の3つです。
①無垢材や良質な木材の使用
②丁寧な加工と構造設計
③長く使える家具づくり
素材については、無垢材やチェリー材、既製ではなかなか手に入らない仕様の木材も扱っており、手触り・質感・経年変化まで見据えて設計。
加工・仕上げでは、木組み・接合・塗装・手仕上げに至るまで職人の手が入り、「木の個性」が暮らしに溶け込むよう配慮しています。
また、修理・改造のカテゴリを設けている点も、「捨てずに使い続ける」家具観を体現しています。
暮らしも、店舗も、信頼の納品実例多数
「ORIGINAL」「テーブル」「収納家具」「什器」「修理・改造」といった多彩な実例をギャラリーで紹介しており、数十件にわたる納品実績があります。
例えば、下駄箱・キャビネット・飲食店のローテーブル・看板彫刻など幅の広さも特徴。口コミでは「素材感が良い」「相談から納品まで丁寧だった」との声も挙がっており、住宅・店舗どちらの分野でもリピート・紹介を得ています。
こうした実績が、安心して任せられる家具工房としての評価を支えています。
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