木とともに、新たな暮らしの地で
職業訓練校の木工科で家具づくりの基礎を身に付け、東京・茨城で店舗什器・家具製作の経験を重ねた代表・坂上和孝氏は、2020年に子どもの入学を機に和歌山県橋本市へ移住し、エスウッドを立ち上げました。
「見積りで嘘をつかない」という経営理念を掲げ、地域に根ざしながらオーダー家具の制作に取り組んでいます。
都市部から地方への移住と共に始まったこの工房の歩みは、「暮らしにぴったりの家具」を追求する姿勢そのものです。
住まいに合わせて、設計から製作まで一貫で
エスウッドでは、個人宅・店舗問わずオーダー家具を中心に受注しています。
住まいの壁・柱・配線・動線など細かな条件をヒアリングし、図面がなくても相談からスタート可能。
材料・加工・仕上げ・納品まで自社管理体制で、「使い手の暮らしにフィットする家具」を提案しています。
見積もりから施工まで一貫した対応により、サイズや仕様が合わない既製家具に代わる選択肢として高く評価されています。
材料費+労働費を明確に、価格も信頼も
「材料費+労働費」という明確な見積もり姿勢があります。
坂上氏自身が「手を掛ける分、手を掛けた分だけ金額に反映される」が理想と語っており、効率化を図りながらも適正な価格設定を重要視しています。
また、和歌山・大阪・奈良のちょうど中間地点・橋本市を拠点にすることで、関西圏内のアクセス/納品にも柔軟に対応できる点も強みです。
素材・構造・暮らしへの配慮を隠さない
「良い材料を使えばその分だけ金額が上がる。技術が上がるほど金額は下げられる」という坂上氏の言葉にあるように、素材・構造・仕上げの三本柱にこだわっています。
無垢材の選定、寸法・接合構造の設計、そして使い手の生活動線・収納内容までを踏まえた設計が行われます。
さらに、壁面の凹凸・柱・配線位置など「既製家具では合わない」状況にも一台一台応えており、機能性と美しさを併せ持つ家具づくりが特色です。
地域に根ざして、暮らしに寄り添う家具を
橋本市を拠点として、オーダー家具制作を通じて地域住民・店舗双方から信頼を得ています。
移住の事例紹介として市のウェブサイトでも紹介されており、地域とのつながりの中で「住まいにぴったり収まる家具」を多数納品しています。
納品先は住宅だけでなく、店舗・施設・公共用途まで幅広く、相談段階から丁寧に向き合う姿勢が評価されています。
参照:エスウッド
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