森の工房から、木の声を家具に
長崎市琴海戸根町の森にほど近い工房で、家具づくり sur+はひっそりと始まりました。
創業者・松尾 篤行氏は、長崎高等技術専門学校でインテリアを学び、家具製作に惹かれて職人の道へ。
材料選びから仕上げまで一人で手がけるスタイルを貫き、“お客様の暮らしに寄り添う家具”をつくることを理念としています。
展示会や作家イベントを通じてファンを増やし、地域の森と木工のつながりを暮らしに届けるブランドとして着実に歩んできました。
一台から設計、暮らしを整える無垢家具
無垢材を活かした完全オーダーの家具製作をメインに展開しています。
ダイニングテーブル、ベンチ、キャビネット、書斎机、小物家具など、用途やサイズを自在に相談可能。
ヒアリングから素材選定・デザイン・製作・納品まで一貫して職人が手がけるため、住まいや使い方にぴったり合った家具が創られます。
SNSや実例紹介を通じて「既製品では合わない」ニーズに応えてきた実績があります。
素材に耳を傾け、暮らしに溶けるかたちをつくる
この工房の特徴は“素材の声をきく”という姿勢です。
無垢材の木目・節・質感を活かすことで、使い手の暮らしと共に表情を変えていく家具を作ります。
設計段階では住まいの環境・動線・使い方を丁寧にヒアリングし、例えば“脚部を細めにして空間を広く見せる”などの工夫を施しています。
工房併設の作業場で仕上げまで一貫しており、手仕事の温かみと細部へのこだわりが際立っています。
無垢材と手仕上げ、使い込むほどに味わう家具
大切にするこだわりは、「素材を活かす」「手仕事を尊ぶ」「変化を楽しむ」という三つの柱に集約できます。
無垢の木材を選び、天然オイル仕上げで木の呼吸を妨げず、時間とともに深まる味わいを実現しています。
仕上げの段階では職人が丁寧に手を入れ、使い手の生活やメンテナンスも視野に入れた設計がなされています。
家具が暮らしの一部として“育っていく”ことを意図した作り込みが特徴です。
暮らしに寄り添う家具、地域から全国へ
長崎県を中心に、オーダー家具を通じて多くの暮らしに寄り添ってきた家具づくり sur+。
カスタムテーブル・ベンチ・キャビネット・壁面収納など、多種多様な家具を製作・納品しており、SNSでは完成後の写真や「サイズ感がぴったり」「木の質感が素晴らしい」といった声が多数見られます。
工房の規模は小さいながらも、“一台一台を丁寧に仕立てる”姿勢が、信頼とファンを育んでいます。
参照:sur+
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