木の声を聴き、かたちにして
長野県岡谷市にて、木工品・家具製作を中心に活動する工房・ショップです。
工房直結のショップ併設というスタイルで、「作り手と使い手の距離を縮める」ものづくりを実践してきました。
出雲黒柿などの希少な木材を用い、茶道具・食器・スプーン・アクセサリー・無垢家具へと展開を進めており、地域の木文化と暮らしの豊かさをつなぐ役割を担っています。
素材を活かした木工の伝統を守りながら、暮らしに溶け込む道具をひとつひとつ丁寧に制作しています。
手仕事の道具から家具まで、暮らしを彩る
サービス領域はまず、木工雑貨としてスプーン・アクセサリー・食器など日々使える道具を製作・販売。
次に、無垢材を使用した家具製作も手がけ、オーダー・既製の双方に対応しています。
さらに、工房直結のショップでの展示販売を通じて、素材や仕上げを実際に見て・触れて選べる体験を提供。
使い手が“手に取る”瞬間までを大切にすることで、「木と暮らす」を具体化しています。
希少材×小ロット×手仕事の温もり
この工房ならではの特徴は、“希少材を日常に”という視点にあります。
例えば出雲黒柿など、市場で希少価値の高い材をスプーンや家具に用いており、素材の表情そのものがデザインとなっています。
また、工房規模が小規模であるため、少量多品種・手仕事の丁寧さを保ちつつ、オーダーやセレクト品としての提案力も高い点が魅力。
素材から仕上げまで作り手が関わることで、木目・節・色味の個性が活きた、唯一無二の木工品を実現しています。
素材と時間を大切に、道具を育てる
掲げるこだわりは、素材の選定から加工・仕上げ・使い手の手に渡るまでのプロセスに宿っています。
無垢材の持つ木目・節・色の変化をしっかりと活かし、塗装や仕上げも木らしさを尊重する仕様です。
さらに、道具としての家具・雑貨は“暮らしに寄り添い、時間とともに育つ”ものと捉え、使い手が味わいを重ねられる設計を行っています。
製作段階での手触り・木の香り・構造の強度など、細部にまで配慮しています。
日常に根づいた木のものづくり
茶道具・食器・スプーン・アクセサリー・栗の無垢家具など、幅広い木工品実績を有しており、工房直結のショップを通じて地域と暮らしに根づいた流通を実現しています。
素材としての希少材を用いた作品群は、購入者から「使うほどに愛着が増す」「木の表情が暮らしに豊かさを与える」と評価を得ています。
小規模工房ならではの“一点一点を丁寧に仕上げる”姿勢が、日々の暮らしに溶け込む木製品として定着しています。
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