家族が自然と集まる場所へ。丸いダイニングがつくる、優しい時間

「まるく集う時間」が日常になる。 LOWYA 円形ダイニングテーブルセットと創る、居心地のある食卓空間

家にいる時間が増えた今、リビング・ダイニングエリアが“ただ食事をする場所”から“暮らしを育む場所”へと変わりつつあります。そこで鍵を握るのが、家具選び。特に「家族が集まる場」「人と人が向き合う場」としてのダイニングには、形・素材・雰囲気の選び方が大きな意味を持ちます。私自身、デザインという仕事を通じて「家具が与える空間の心理的な余白」に強くこだわってきましたが、そんな中で出会ったのが、LOWYAの「4人掛けダイニングテーブルセット 円形 木目調 [幅100/120]」でした。

まるいテーブルがもたらす“やさしい関係性”

長方形のダイニングテーブルが主流になって久しく、「脚を置く位置」「離れた席との距離」「壁に向いてしまう席」がどうしても生まれてしまうことがあります。一方、円形テーブルは、誰もが中央に向き合い、自然と視線とコミュニケーションが交差する場をつくります。家族が「隣に」「向かいに」ではなく「まわりに」集う感覚——その居心地が、このテーブルの第一印象でした。

幅100 cmまたは120 cmというサイズ展開も秀逸で、「少し狭めのダイニングスペース」や「リビングとダイニングが一体化した空間」でも、圧迫感を感じさせず、むしろ“ゆるやかに区切られた”心地よいゾーンをつくれます。脚元がすっきりしており、椅子の配置や通路の確保も容易に。「使いやすさ」と「美しさ」のどちらも求める私にとって、この設計は安心とワクワクの両方を満たしてくれました。

「木目調×ラウンド=やさしい雰囲気」の秘密

木目がなだらかに部屋の光を受け止め、ナチュラルな色味が壁や床、照明と調和します。特に私の部屋では、淡いグレーの壁と白木の床というインテリア構成だったため、このテーブルがあることで「冷たくなりがちな空間」に“ぬくもり”が加わったように感じました。

さらに、円形(ラウンド)という形状が、「直角が並ぶ家具ばかりの空間」にすっと入り込み、視覚的にも“角がない安心感”を与えてくれます。例えば、長方形や正方形のテーブルだと、どうしても“端”と“中心”の差が出てしまいがちですが、円形の場合、座る位置による心理的な差が少ない。誰が座っても“中心”にいるような感覚が生まれるのです。実際、このテーブルにしてから、「よし、今日もみんなで集まろうか」という気持ちになり、家族や友人を呼ぶ機会が増えました。

実際に使ってみて感じた「暮らしの変化」

・人が集まりやすくなった

休日の昼下がり、仕事の合間、読書タイム。以前はソファとローテーブルで済ませていたそれらの時間が、今ではこのラウンドテーブルの回りになりました。気づくとスマートフォンやノートPCをテーブル上に広げ、ココアを片手にちょっとした打ち合わせをしたり、人が集まったらそのまま夕食に切り替えたり。

「みんなが向き合える」テーブルの力は偉大です。チェアを引き、ぐるっと座るだけで、壁際に向かず、誰かと“正面”にならずとも、会話が自然に生まれる。食事の終盤、冷めた料理を温めなおしながら延びる雑談、家事の合間の一息タイム、そんな“集まる時間”が、以前よりもずっと増えました。

・部屋の印象が整った

木目調のテーブルは、単体で存在感がありながら、他の家具・雑貨を邪魔しません。私の部屋では、白と黒を基調としたモノトーン家具が多かったのですが、このテーブルを迎えてから“木の温かみ”が加わったことでバランスがぐっと良くなりました。チェアのラタン調やオーク素材との組み合わせが優しく、視線が柔らかく部屋を巡る印象です。

「丸型だからこそ」の“集いやすさ”という価値

丸いテーブルを“デザイン的に選ぶ”人は多いと思いますが、実際に使ってみて感じたのは「人との距離・心理的な距離も縮まる」ということです。

長方形のテーブルにはどうしても“端の席”という位置があります。そこに座ると、中心との距離や視線の角度によって、会話への参加感が少し薄れることもあります。しかしこの円形テーブルでは、席が“どこでも中心”のような雰囲気を持つため、誰かが話し始めても“聞き手”として自然と参加できる。そして、私自身が椅子を動かして少し外側に腰掛けても、会話の輪が崩れない。
さらに、子どもが宿題を始め、私が隣で仕事をし、夫がコーヒーを淹れて戻ってきて…という流れもスムーズです。“向き合う”だけでなく“隣り合わせ”“少し離れて”もいい。丸テーブルだと、その“ゆるやかな距離感”がとても快適です。

友人を招いた夜には、丸テーブルだからこそ椅子を多めに用意しても圧迫感が少なく、円の空間を活かして“みんなで囲む”という体験が自然に生まれました。会話が弾む、笑いが出る、楽しい時間が“集まる”家具になってくれるというのは、買ってみてこそ実感できる価値でした。

あなたの暮らしにも “まるく集う時間” を

もし、いまあなたが…
「ダイニングがただの食事場所になっている」
「家族や友人との距離が少し離れている気がする」
「部屋が機能的だけど、なんだか冷たい印象」
と感じているなら、家具の“形”と“素材”を見直す価値があります。ラウンドテーブルという選択は、インテリア的にも心理的にも“人が自然と集まる場”をつくります。そして木目調という素材は、無言ながら空間に温もりと時間の経過、使い込むほどに味わい深くなる風景を与えてくれます。

私がこのテーブルを選んで迎えてから、部屋が整い、そこに自然と人が集まり、日常の質が少しずつ上がっていくのを感じています。あなたの食卓にも、このような“やさしい変化”をもたらす一枚がきっとあります。家具をただ置くだけではなく、暮らしを“包み込む”ものとして選んでみてください。

丸く囲んだその場所が、今日も新しい“集まる時間”を生んでくれますように。

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