森の木とともに、手でつくる時間を刻む
京都府宇治市炭山に拠点を構える朝倉木工は、2009年にセルフビルドで杉板張りの工房を建設したところから始まりました。
大学で木工を学び、家具メーカー勤務を経た代表・朝倉亨氏は、「木と共に成長する家具をつくる」という理念のもと、地域材を使った家具製作に取り組んでいます。
森の奥に佇む工房兼ショールームは、素材の声を体感できる暮らしの場として、多くの住まい手との対話を育んできました。
あなたの暮らしに合わせて、木のかたちをつくる
テーブル・椅子・箱もの・キッチン・お仏壇・店舗用什器など、幅広く「木の家具・造作」を請け負っています。
オーダー相談は、工房/ショールームにてヒアリングからスタートし、素材・サイズ・用途・設置環境に応じた設計を行います。
実物を手にとって確かめられるスペースがあるため、既製品では叶わない“住まいにぴったり”の家具を探している方にも安心のサービスを提供しています。
素材が語る、仕上げまで職人の手が届くものづくり
地域材(京都府内産材)を用い、手刻み工法を学びセルフビルド工房で家具を生み出している点にあります。
また、工房・ショールーム・アトリエを通じて、家具だけでなく「木の家具が暮らしの中でどう在るか」という体感を重視。
刃物仕上げによる手仕事の質感、そして森や山とつながる空間づくりが、住まい手に“木の素顔”を届けています。
無垢材・手仕上げ・暮らしで育つ家具を
大切にしているこだわりは、①無垢材の木目・節・色味を生かすこと、②機械研磨ではなく“鉋”など刃物仕上げにこだわること、③使い込むほどに変化し味わいを増す家具設計です。
例えば、濡れたコップを置いても輪じみが付きにくく、15年経っても美しさを保つテーブルの実例も紹介されています。
素材・技術・使い方すべてにおいて「木と暮らす」価値を追求しています。
森の中から住まいへ、手づくり家具が対話を紡ぐ
工房兼住宅・ショップ兼ギャラリー・新アトリエ兼展示場という三つの拠点があり、製作・展示・相談が一体化されています。
また、テレビや雑誌で紹介された実例のほか、小物雑貨から大型家具・造作家具まで多岐にわたる作品を展開。
木の家具としての佇まいや“住まう空間に馴染むサイズ・仕様”が高く評価されており、リピーターや紹介による依頼も増えています。
参照:京都炭山朝倉木工
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